音もなく姿勢低く降り立つと、手に持っていた笛を弁慶の喉下にぴたりとあてがった。
義経「これが刀であれば、おまえの首は飛んでいる」
弁慶「ぐううっ!!」
(お願いだ。静まってくれ……)
(私はおまえを傷つけたくない)
弁慶「……俺の負けだ」